排便記録
ブリストル便形状スケール
関連用語 ・ブリストル便形状スケール ・便形状スケール
ブリストル便形状スケールは、大便の形状を硬いコロコロ状のものから水のような便まで、タイプ1からタイプ7に分ける記録方法です。
概要
ブリストル便形状スケール、まず3つだけ見てください
- ブリストル便形状スケールは、便の形状を1型から7型に分類し、排便状態を説明するためのツールです。
- 数字は診断名ではなく、同じ人であっても食事・薬・体調によって変動することがあります。
- 形状とともに、回数・便意切迫感・残便感・痛み・色の変化を記録する必要があります。
意味と区別
ブリストル便形状スケールとはどのようなものですか?
写真を撮ることが難しい場合でも、番号で記録すれば 便秘・下痢や治療前後の変化を同じ基準で比較しやすくなります。ブリストル便形状スケールは、便の形状を硬い塊から水のような便まで、1型から7型に分ける記録方法です。
さらに詳しく
ブリストル便形状スケールをご自身の症状と照らし合わせて見る
便の写真の代わりに、1型から7型までの形状で記録できます
小さく硬い塊のような形状は1型、つるつるとして柔らかい便は4型、水のように固形物がない便は7型に近いです。正確な番号を当てる試験ではなく、毎回異なる表現を使わずに変化を比較するためのツールです。
番号に加えて、いきみや切迫感についても書き添えてください
同じ4型であっても、長時間苦労して排便したり、残便感が強かったりすることがありますし、6型であっても急いでトイレに行く度合いは異なります。日付・時刻・形状番号とともに、腹痛、いきんだ時間、切迫感を記録すれば、便秘・下痢治療の前後をより正確に比較できます。
1週間の記録は、番号の分布と症状を併せて示します
毎回完璧な番号を選ぼうとするよりも、最も近い形状を記録し、1日に何度も状態が変わる場合はそれぞれ記録してください。いきんだ時間・残便感・切迫感・腹痛および便秘薬の服用についても合わせて記録してください。黒いタール便や血が混じった便は、1〜7型だけで記録せず、写真を撮った後すぐに医療スタッフに知らせてください。普段と異なる色についても別途表示してください。
よくあるご質問
ブリストル便形状スケールを調べる際によくある質問
何番の形状が正常ですか?
一般的に3〜4型をスムーズな排便としますが、一度の形状だけで正常か疾患かを判断することはありません。1〜2型が繰り返される場合は便秘の傾向を、6〜7型が繰り返される場合は下痢の傾向を併せて確認します。
黒い便や血が混じった便も、この尺度で記録しますか?
ブリストル・ストールスケールは形状を確認するためのツールであるため、色や出血は別途確認する必要があります。黒く粘り気のある便や鮮明な血便が見られた場合は、数字のみを記録し、様子を見ずにすぐに受診してください。
消化器用語辞典
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- 疾患案内過敏性腸症候群過敏性腸症候群(IBS)の症状の核心は、排便に関連した繰り返す腹痛と、排便回数や形状の変化が同時に現れることです。軟便と急激な便意が先行する「下痢型」、硬い便・いきみ・残便感が強い「便秘型」、その両方の様相が行き来する「混合型」があります。腹部膨満感や白い粘液を伴い、食後や朝、あるいは睡眠や緊張によって変動することがありますが、下痢やガスだけではIBSとは診断しません。炎症性腸疾患は、腸の炎症や損傷が確認される別の疾患であるため、血便・黒色便、貧血・原因不明の体重減少・発熱、夜間に目が覚めるほどの下痢がある場合は、IBSとして見過ごしてはいけません。激しい脱水や持続的な嘔吐がある場合は、速やかに消化器内科での診察や救急評価を受けることが優先されます。→
- 疾患案内慢性便秘慢性便秘は、1週間の排便回数だけで判断しません。硬くて乾燥した便や塊状の便、長時間いきまなければならない、あるいは排便時に痛みがある、出し切れない残便感、肛門で詰まった感じがあり、指や会陰部への刺激などの助けなしには排便が困難な状態が繰り返されるかを合わせて確認します。便が柔らかいにもかかわらず出口で詰まった感じがあり、指による操作を繰り返す場合は、骨盤底排出障害のような排出プロセスの問題も確認します。毎日トイレに行っても、このような症状で長時間座り込み、出勤・外出・睡眠に支障が出る場合は評価が必要です。突然の激しい腹痛・腹部膨満感と嘔吐があり、便やガスが全く出ない場合や、血便・直腸出血、発熱・意図しない体重減少がある場合は、下剤をさらに服用せず、速やかに診察を受けてください。→
- 診察ガイド下痢と便秘が交互に起こるとき、1週間の間に何を記録しますか?食べたものだけを書き出すのではなく、排便時刻、ブリストル便尺度、排便前後の腹痛や切迫感を同じ行に記入してください。調子が良い日の記録も残しておくことで、何が違ったのかを比較でき、また血便・黒色便・脱水・高熱がある場合は、記録を終えるまで待たずに受診してください。→
- 消化器コラム下痢と便秘が交互にやってくる時、腸のリズムはどうやって取り戻せばよいでしょうか?→
根拠および更新情報
以下の資料の定義と安全基準を参考にしています。
- NIDDK: Irritable Bowel Syndromeブリストル便尺度の定義と診察で確認する内容に関する参考資料
- NIDDK:便秘の症状と原因便の形状だけでなく、いきみや残便感を併せて確認する理由を参考にしました。