普段感じている症状
吐き気と嘔吐
併用される言葉 ・ 悪心(おしん) ・ 吐き気 ・ 嘔吐
吐き気は吐きそうな感じで、嘔吐は胃の内容物が実際に口の外へ出る反応です。2つの症状は同時に現れることもありますが、原因や緊急性の程度は異なる場合があります。
概要
吐き気と嘔吐、まずは3つのポイントを確認しましょう
- 吐き気と実際の嘔吐については、回数と水分摂取が可能かどうかを分けて記録します。
- 酸っぱい液の逆流・えずき(吐き気)と、お腹に力が入る嘔吐は異なる症状です。
- 血が混じった嘔吐や脱水、激しい痛みがある場合は、原因の記録よりも早急な受診を優先してください。
意味と区別
吐き気と嘔吐とはどのような状態ですか?
消化器疾患や薬、片頭痛、妊娠、めまいなど、さまざまな状況で起こります。食事との関係、回数、吐いた内容、水分を摂取できるかどうかを確認します。吐き気は吐きそうな感じで、嘔吐は胃の内容物が実際に口の外へ出る反応です。2つの症状は同時に現れることもありますが、原因や緊急性の程度は異なる場合があります。
- 混同しやすい言葉
- 酸っぱい液が自然に上がってくる逆流は、お腹に力が入る嘔吐とは異なります。えずきだけが繰り返される場合も、嘔吐の回数とは別に記録します。
- 診察で確認する理由
- いつ始まり、食事や薬の後に悪化するか、 腹痛・頭痛やめまいを伴っているか、飲食したものを保持できているかを確認します。
- メモして持参していただきたい内容
- 血が混じった嘔吐やコーヒーの出し殻のような嘔吐、激しい腹痛・頭痛、意識の変化、脱水、緑色の嘔吐がある場合は、直ちに受診してください。
さらに詳しく
吐き気と嘔吐をご自身の症状と照らし合わせて見る
むかつき(吐き気)と実際に吐いた回数を分けて記入してください
吐き気は吐きそうな感じであり、嘔吐は胃の内容物が実際に外に出た状態です。食前か食後数時間後か、吐いた食べ物がいつ食べたものか、頭痛・めまい・腹痛が先だったかを教えていただければ、原因を特定する助けになります。
水さえも保持できない場合や、血が見える場合はすぐに受診してください
血やコーヒーの出し殻のような内容物、緑色の嘔吐、激しい腹痛・頭痛と意識の変化がある場合は、直ちに診断が必要です。尿量が減り、口が乾き、めまいがする脱水症状がある場合も、様子を見ずに受診してください。状態が安定した後、繰り返される食後のむかつきについて診療します。
嘔吐後は、飲める量と尿の状態を確認します
水一口を保持できるか、最後の排尿時刻と色、めまい・口の乾きを確認します。吐いた回数と内容、最後の食事・服用薬、妊娠の可能性、および頭痛・腹痛の順序を記入してください。血やコーヒーの出し殻のような内容物、緑色の嘔吐・意識変化・深刻な脱水は、直ちに受診が必要です。体温と最近の旅行歴・感染への曝露についても併せてお知らせください。
よくあるご質問
吐き気と嘔吐についてよくある質問
消化器用語辞典
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- 疾患案内機能性ディスペプシア機能性ディスペプシアの主な症状は、少量しか食べていないのに満腹感が長く続く食後の膨満感、通常の1食分を食べきるのが難しい早期満腹感、みぞおちに限局した痛みや熱く感じる症状です。食後の膨満感・早期満腹感が中心の食後愁訴症候群(PDS)と、みぞおちの痛み・熱く感じる症状が中心の心窩部痛症候群(EPS)に分けますが、2つのタイプは重なることがあります。膨満感・吐き気・げっぷを伴うこともあり、胸骨の後ろの胸やけ・逆流が中心の場合は、GERDを別に確認します。胃不全麻痺や消化性潰瘍のように似た症状を起こす病気は、必要な検査でまず見分けます。吐血・黒い便、飲み込みにくさ、頻繁または続く嘔吐、意図しない体重減少・黄疸・続く強い痛みを、機能性の症状として済ませないでください。胸の痛みがあご・首・腕に広がる、または息苦しい場合は、心臓の緊急評価を優先します。→
- 疾患案内腹痛腹痛の場合、まずは急激に悪化する痛みや、出血・失神・持続的な嘔吐といった突然現れた危険な症状がないかを確認します。これらの原因がなく、検査でも大きな異常がないにもかかわらず、食事・排便・睡眠・緊張などに応じて同じ痛みが長く繰り返される場合は、痛みの部位だけでなく、腸の動き・感覚過敏、そして全身の冷えや熱、気力まで合わせて診察する段階です。→
- 診察ガイドお腹が痛いときや、もたれを感じるときにまず何を確認すべきでしょうか?「消化不良」という言葉には、みぞおちの痛み、少量で満腹感がある、酸っぱいものが上がってくる、下腹部の痛みや排便の変化などが含まれることがあります。最もつらい症状が、食前・食後・排便の前後など、いつ現れるのかを分けて書き出してみてください。血を吐いたり黒い便が出たりした場合、脱水症状が出るほど嘔吐した場合、あるいは突然の激しい腹痛が続く場合は、記録して待つのではなく、すぐに診療を受けてください。→
- 消化器コラムみぞおち・お臍・下腹部の痛み、食事や排便前後の状況をどのように判断しますか?→
根拠および更新情報
以下の資料の定義と安全基準を参考にしています。
- NIDDK: Indigestion symptoms and causes消化不良に伴う吐き気・嘔吐および出血症状を確認しました。
- MedlinePlus: 脱水嘔吐が続く際の尿量の減少やめまいなど、脱水のサインを参考にしました。